ウズベキスタンの「第1子」デザイン衣装がニューヨークに登場

ウズベキスタン大統領の娘であるクルナラ・カリモワの新作が先週、ニューヨーク・ファッションウィークに登場した。

38歳のウズベキスタンの「第1子」グルナラ・カリモワ（Gulnara Karimova）の自作ブランド「グリ」が10日、ニューヨーク・ファッションウィークに登場した。彼女が披露した衣装は他のショーと比べて明らかに異なり、豊富な色彩と不規則なデザインは民族的な雰囲気を漂わせている。デザイナーのカリモワ氏によると、彼女のデザイン理念は民族的な特色と現代的なファッションを結びつけることだという。

カリモワ氏はファッションジャーナリストに「私の作品はミラノで展示されており、ヨーロッパには大きな市場があり、ニューヨークという場所が面白いと思ってここに来た」と話した。

カリモワはスイスのジュネーブに住んでいる。ウズベキスタンの国連駐在やジュネーブ駐在の他の国際機関の代表であるからだ。1992年に米ニューヨーク・ファッション・スクールでジュエリーデザインを学び、国際ファッション界に進出することを夢見てきた。スイスの財経誌「bilan」は彼女をスイスの10大最も裕福な女性の1人に評価し、昨年12月に彼女が持っていた富は約6億ドルだった。